ニュース

雇用保険制度の基礎知識 ~安心して再出発できるために~

雇用保険制度とは、労働者が失業したり、育児や介護などの理由で働けない期間が発生した場合に、生活を安定させ、再就職を支援するための公的な保険制度です。

主な給付内容

  • 失業手当(基本手当) 失業中の生活を支える給付金です。ただし、受給には一定の条件を満たす必要があります。
  • 再就職手当 早期に再就職を果たした際に支給される一時金で、早期再就職を促進する目的があります。
  • 育児休業給付 育児休業を取得する労働者が安心して子育てに専念できるよう、休業期間中の収入の一部を補償します。
  • 介護休業給付 家族を介護するために休業した場合に所得を補償し、安心して介護に専念できるよう支援します。
  • 教育訓練給付 資格取得やスキルアップを目的とした職業訓練にかかる費用の一部を補助します。

「失業手当」の詳しい解説

受給条件

失業手当を受け取るためには、以下の条件を満たす必要があります。

  1. 離職日以前の2年間で12ヶ月以上(倒産・解雇の場合は1年間で6ヶ月以上)雇用保険に加入していたこと。
  2. 働く意欲および能力があること(病気や怪我、家庭事情などですぐに就職できない場合は対象外)。
  3. ハローワークに求職の申し込みをし、積極的に求職活動をしていること。

申請手続きの流れ

以下の手順で手続きを進めます。

  1. 必要書類の準備(離職票、本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証等)、振込先の通帳またはキャッシュカード)
  2. ハローワークでの求職申込み
  3. ハローワーク主催の受給説明会に参加
  4. 4週間に1度の失業認定日に求職活動の報告

給付開始までの流れ

  • 申請日から7日間は「待機期間」となり、この期間は給付を受けられません。この間にアルバイト等をすると給付開始が遅れる場合があります。
  • 自己都合による退職の場合は、待機期間終了後さらに1ヶ月間の給付制限があります(令和7年4月1日より給付制限期間が従来の2ヶ月から1ヶ月に短縮されます)。
  • 会社都合(倒産・解雇など)による退職の場合は、待機期間終了後すぐに受給が開始されます。

失業手当受給中のアルバイトについて(補足)

失業手当を受け取りながらアルバイトをすることは可能ですが、勤務時間は週20時間未満である必要があります。週20時間以上勤務すると雇用保険加入対象となり、就職したとみなされ失業手当の給付が停止されますのでご注意ください。


雇用保険制度に関してご不明な点や申請手続きのサポートが必要な場合は、社会保険労務士法人エリクスまでお気軽にお問い合わせください。

労務相談・助成金の申請なら
社会保険労務士法人エリクスまで

080-6004-5475

受付時間(平日)9:00〜18:00